マーサ・ラスレーの著作「Facilitation with Heart」から、COEURモデルについてご紹介します
共感的なコミュニケーションを、どのようにサポートすることができるでしょうか?
気づきを深めるために、私たちはそれぞれの発言者の感情やニーズ(大切なもの)を、思いやりを持ってリフレクション(伝え返し)します。
それは、単に内容を伝え返すこととは根本的に違います。共感の質をもたらすことによって、それぞれの人が奥底に持つモチベーションを認識するのです。
共感的な伝え返しは、こころ、そしてすべての行動や表現の背後にあるポジティブな意図に意識をむけることから始まります。
このプロセスの美しさは、判断(ジャジメント・決めつけ)を肯定的な意図への気づきへと変容することにあります。私たちは、すべての人・そしてすべての人の中のあらゆるパーツ(副人格)が歓迎される受容的な環境を創造するのです。
グループが望んでいないことに焦点を当てるのではなく、彼らの希望や夢、そして深い憧れへと耳を傾けます。
ループのニーズを把握した上で、それを尊重し、満たしていくための行動や動きを促す(共通理解)があるかどうかを確認します。
たとえ相手の自己表現のやり方によってどれだけ不快に感じることがあったとしても、そういった言動のすべては価値(ニーズ)を尊重しようという試みであるという認識に立つことができるのです。
So we identify their motivation and connect with the stirring in their souls. In this phase of the moon, we:
私たちは彼らの言動の動機となるものに意識を向け、彼らの魂を撼わすものへとつながっていくのです。この段階では、次のことを行います。
• 直感に耳を傾け、人々の本質を受けとめる。
• 今現在起こっていることに対してこころに浮かぶ声を受けとめることによって、自己共感を実践する。
• 恐怖と不安に満ちたパーツ(副人格)を慈しみ、呼吸によって、生命の力をとりもどすスペースを与える。
• すべてのパーツ(副人格)が歓迎されていることに気づき、親密さへとシフトするためのスペースを用意する。
• すべての人が十分に聴かれ、互いの欲求に対する理解を深めることができるようにする。
マーサ・ラスレー「オーセンティック・ファシリテーション」
9月10日-11日in 東京
9月12日-13日in 大阪 (1日しか参加できない方もご相談ください)
総合サイト
http://marthaworkshop2019.mystrikingly.com
プログラム概要
http://marthaworkshop2019.mystrikingly.com/blog/2-days
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