先日マーサとオンラインミーティングした際に、みなさんへのビデオメッセージをもらいました。
マーサの考えるファシリテーターのあり方や、彼女の温かさやウイットなどの魅力を感じてもらえたらと思います。
(ビデオの最後の部分は、あまりにもキュートな笑顔なので、カットすることができませんでした。笑)
↓マーサのメッセージの概要の翻訳です
ファシリテーションのどんなところにパッションを感じますか?
ファシリテーターをトレーニングし、ファシリテーションのスキルを高めてことに
こころの高まり(わくわく)を感じます。
なぜなら、ファシリテーターとしての学びは、グループのすべての人を愛すること、
そして、それぞれの人の中にあるあらゆるパーツ(副人格)を愛することでもあるからです。
共感の実践、そして自分のこころと相手のこころを結びつけることによって
人は「十分に聴かれる」ことの素晴らしさを体験をします。
そして、それがすべてを変えるのです。
対立していたり「聴いてもらいたい」と意気込む人たちはスローダウンし、
本音でコミュニケーションがとれるようになるのです。
それはとてもパワフルでわくわくすることです。
私たちが望む世界を創造するという希望にもつながるものと言えるでしょう。
お互いをこころから尊重し、深く耳を傾け、
互いの力がみなぎってゆくのを感じるでしょう。
そこから貢献し、協力的な体験を通じて、さまざまな社会課題にも立ち向かう力を得るのです。
社会変革や社会正義に取り組むアクティビストもそうです。
NVCや、IFS(インターナル・ファミリー・システム)といったあらゆるパーツを
受け入れているといったことも学んでいくのです。
NVCとファシリテーションを結びつけるパワーとは?
NVCを学ぶ人たちが必ずしもファシリテーションを学んでいるわけではありません。
同様にファシリテーターの多くはNVCについて知らないことと思います。
この講座では、ハートのつながりをグループにつちかい、お互いの感情やニーズを知り、
誰にとっても意味のある方法を見出していく視点を得ます。
こういったことを楽しく学ぶことで、職場や家族での会話をファシリテートし
人々が本当の意味で出逢う場をつくることを体験します。
このファシリテーション・プログラムの特徴は?
多くのファシリテーターは、感情を見せてはいけない、どちらかの立場に立つべきではないと学んできたのではないでしょうか。
Facilitation from Heart(オーセンティック・ファシリテーション)はそれとちょっと違います。
飾らないありのままの存在として立つ。
たとえば、こんな風にカメラの前でフリーズしてもOKというように。
なぜなら自己共感というものを学んでいくんです。感情やニーズにつながる。
すると、他の人たちもそれを表現するスペースを受け取ります。
もしも何かにひっかかったとき、自分自身を十分に表現し、そこにある肯定的な意図を理解することで
よりクリエイティブに、可能性に満ちた在り方で、人々が本当の意味でコラボレートする機会を創造するのです。
他にもたくさん違いがありますが、お気に入りは、「生身の人間として出逢う」ということです。
たとえば「あなたがxxというのを聴いて、少し怖くなりました。ここにいるすべての人を尊重したいので、気がかりも感じています。このことについて、探求していきましょうか…?」というように。
みなさんへのメッセージ
日本に初めて行くので楽しみにしています。
私はファシリテーションが大好きです。
グループをファシリテートするときはいつも、新しい学びを得ています。
私は講師ではありますが、皆さんも私の先生なんです。
一緒に新しいことを学びましょう。ファシリテーションスキルのエッジを超えて
新しいやり方、ともにある在り方を学び、わくわくする学びを得ていきましょう。
マーサ・ラスレー「オーセンティック・ファシリテーション」
9月10日-11日 in 東京
9月12日-13日 in 大阪 (1日しか参加できない方もご相談ください)
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