マーサ・ラスレーの著作「Facilitation with Heart」から、COEURモデルについてご紹介します
共有される目的を明確にし、グループを共通のビジョンへと開いてゆくにはどうすればよいでしょうか?
この段階で、ファシリテーターは、共に過ごす時間を通じて自分たちの情熱を表現し、望む方向を決定したり、本当の願いを明確にします。
偉大なる未知、これまでにない可能性、そして新たな道筋へと開いてゆきます。そして、心を高揚させるものは何かを知るために、グループの短期的な目標と長期的な目標の両方を探求します。グループ全体で、達成したい具体的な成果を明確にするのです。
会合の前段階で既にグループの目的が既にはっきりしている場合も、みんなが自分の希望や夢を語り合い、方向性を互いに共有しているという感覚につながります。
私たちは人々に、自分の力をフルに発揮することを求めています。私たちは皆、自然なスタイルを持っていますが、それぞれの範囲を広げ、コンフォートゾーンから出ることをお勧めします。この段階では、次のことを行います。
• グループの方向性を明確にして、未知の領域へと開いてゆく
• 時間の使い方について意図したのち、プロセスに委ねる
• 好奇心や喜び、憧れでこころを満たす
• 参加者が情熱を表現することを通じて、新たな発見へと開いてゆく
• 自分自身や他人の考えを決まり切った考えに押し込めることなく、冒険に誘う
マーサ・ラスレー「オーセンティック・ファシリテーション」
9月10日-11日 in 東京
9月12日-13日 in 大阪 (1日しか参加できない方もご相談ください)